音楽blogでも始めようと思っててすと記事書いてから丸一ヶ月以上放置です。一ヶ月も触らないもんだから使い方もまた0からスタートです、ハイハイどころか寝返りからのスタートですよ。もうちょっとこうなんでしょう、10分でべべべっと書けるようなふんわりさっくりライトな感じで一日1件みたいなノリでやってみるか。

先日、映画「Rock of Ages」を見てきました。http://wwws.warnerbros.co.jp/rockofages/
ミュージカル映画でしかも80's Hard Rcokものなんで中身なんてすっからかんですが、名曲だらけで元気をもらえる映画でした。モブキャラでSKID ROWのバズやEXTREMEのヌーノが出てたりとかタワレコのシーンで知ってるアルバムを探すだけでもRockファンとしては楽しいです。トム・クルーズが50歳を迎えたとはとても思えないお顔と肉体でべらぼーにかっこよかった(モデルは明らかにGunsN'RosesのAxel Rose)。楽曲のアレンジはオリジナルに忠実なものから、2〜3曲をマッシュアップしたものあり。ただオリジナルをほとんど持ってる自分がわざわざこのサントラを買おうと思うほどに凝ったアレンジは無く、ミュージカル初挑戦のトムも健闘してるもののキャスト全体の歌唱力もそこまで高くなく(本業のMary J Bligeはべらぼーに巧いけども)、演奏陣も手堅くはあるけど著名な名手の参加も無いです(ぉ、と思ったのはドラムのJosh Freezeくらい)。まあとにかくHard Rockファンは行っとけ!

上演劇場が少ないしどこも小さなスクリーンでしかやってないので上映期間も短そうです、お早めにどうぞ。

カナダと言えば...ということでカナダのBonjoviことNickelback(現地の人がそう思ってるかは知りません)のチャド・クルーガーが同じくカナダ出身のRockねーちゃんAvril Lavigneと結婚したとかで。アヴリルの容姿のせいか、37歳と27歳なのに「うわーチャド、ロリコンだったかあ。。」ってなっているのは僕だけでは無いでしょう。これでアヴリルの音楽性がこれまでのSUM41的なローティーン向けのアッパッパーな雰囲気からもう少し幅広い年齢層に向けたものに変化していったらおもしろいなあ。

RUSH「Crockwork Angels」

クロックワーク・エンジェルズ

クロックワーク・エンジェルズ

カナダの超ベテランバンドRush様の最新作。楽曲はもちろんコンセプトからアートワーク等全てにおいてRushらしさを貫いており実に素晴らしい。稚拙な表現ですが、本当に素晴らしい。個人的に最もポイントが高いのはプログレバンドの宿命とも言える"一曲だけ聴いてもどうしようもない感"を全く感じさせず一曲一曲がしっかりとした魅力をもち、それぞれを切り出しても楽しめる点(Rushの作品はどれもそうですが)。それらが集まっているのだから当然アルバム全体の楽曲のレベルも高くなるわけです。また結成40周年を越えたそのバンドのアンサンブル力の高さはスタジオ盤でも充分に堪能できます。何かド派手なバカテク技を連発しているわけではないのですが、三人がまとまった音そのものにとてつもない説得感があります。本作のストーリーはサイバーパンク的な世界感でタイトルからしてやや中二病臭さがあるかと思いますが、アルバムの中身自体で全くそれを感じさせないのは彼ら三人の説得力あるバンドサウンドだからこそ成せる技なのではないでしょうか。最新作CrockWork Angels、長い長いRushの歴史の中でもBestな一枚と言える作品だと思います。来日祈願の意味も込め記念すべき第一弾レビューとさせていただきます!